「学習嫌い」・「極度の成績不振」になってしまったら…?

学習嫌い・極度の成績不振になってしまったら…?

ご子息様が、学習嫌い・極度の成績不振に陥ってしまった場合、
親御様の対処として、唯一にして最大のタブー行為は、
「目くじらを立てる(気に病み、なじる)」ことである旨を、見解に先立ち申し上げます。

そのような状態に陥ってしまったご子息様が、
学習に消極的な態度を示すことも、試験などで不良好な成績を出してしまうことも、
“悪意があるからではない”ことをご理解してあげていただければ、幸いな限りです。


以降、本題といたしまして、
学習嫌い・極度の成績不振になってしまった
ご子息様と、どのように関わるべきか

この見解につきまして、結論から申し上げますと、
ご子息様を信用してあげることが、最善の対処法と見受けられます。

具体的には、ご子息様がご家庭や、それ以外の場所で様々なことを学び得て、
その経験をきっかけに精神的に成長し、それに伴い、
「自分を変えてゆく必要があるんだ」ということを自覚してくれる。
そのように、信用してあげることです。


著名な例といたしまして、中学・高校時代の著しい成績不振と素行悪化から立ち直り、
東京六大学の一角への合格を勝ち取り、そのことで映画の題材にもなった女性は、
お母様にある予備校に通わせてもらったことが、立ち直ったきっかけであり、
そもそもお母様が予備校に通わせた理由が、
「(娘が)独力でがんばってくれると信用できないから。」ではなく、
「予備校の先生の教えをしっかり役立てて、学力的に立ち直ってくれる。」と、
その女性を信用していたからです。


もう一つの著名な例といたしまして、“成績不振”とは観点が異なりますが、
有名作家を実父にもち、現在は旅客運送業で生計を立て、
市議会議員としても活躍している男性は、
10代前半から20代の頃に、ギャンブルなどに没頭して多額の債務を抱え、
その返済のためにご両親のブランド品を持ち出して売却する程、
素行が著しく悪化してしまいましたが、
ご両親はこの男性を叱責したり、被害を前面に出したりしませんでした。

その理由は、やはり「(息子は)叱責しても聞いてくれると信用できないから。」ではなく、
「いつかは、それまでの自分の過ちと向き合い、立ち直ってくれる時が来る。」と、
ご両親がその男性を信用していたからです。

この男性が立ち直り、旅客運送業界で成功するに至ったきっかけは、
そのような素行が乱れた生活の中でも、
「ご両親が信用してくれている」という実感を味わったことと見受けられます。


このように、人は「信用してもらえている」という実感を味わうことで、
ほんの僅かな出来事をも「きっかけ」として活かし、
どのような窮地からも立ち直れるものです。

親御様がご子息を信用してあげているか否かによって、
そのきっかけが活かせるかどうかは、大きく異なります。

申し上げるまでもなく、弊会(及び長通)も、
ご子息様の再起を信用してくださる親御様に大きく歩み寄り、
きっかけになれるよう、学科面のご指導をいたしております。